Tsuna・Good!

【コラム】インスタ映えをアルバイト採用にフル活用せよ!

2018.09.28
ワークスタイル

インスタ映えは、もはや社会現象

インスタ映え――。『忖度』という言葉とともに2017年の流行語大賞に選ばれた、まさに時代を代表するキーワード。ご存知のように『インスタ映え』とはインスタグラムで見栄えする写真やモノのことです。いまや多くの人がインスタ映えする写真の撮り方を意識するようになってきました。食べ物の写真を撮るのに“いい光”や“いい角度”を探し求めて、何枚も撮影したことがあるという人も少なくないはずです。

インタビューした女子大生のAさんは「自分はそんなに投稿しないんですけど、インスタに食べ物を上げるのが好きな友達がいるので、なんとなく気を遣ってインスタ映えしそうなお店を選びがちです」と語っていました。しかもそれだけではありません。「その子のために、自分が食べたいメニューより、インスタ映えしそうなメニューを率先して選ぶようになっちゃいました」というくらい、インスタ映えを意識した行動をとっているのです。Aさんが特殊なのではありません。世の中全体が『インスタ映え』を学習し、みんながオシャレなモノや場所に人が集まりやすくなっているのです。
そんな世の中のニーズに応えるためか、街には、ピンク色のカフェとか、天使の羽がペイントされた壁とか、派手なスイーツとか、分かりやすく『インスタ映え』するアイテムがあふれてきたような気がしませんか。

職場でもインスタ映えを意識

この前行った居酒屋さんも、インスタ映えをおおいに意識していました。とにかくメガなメニューが目白押しなのです。1リットルのメガハイボールなんかは、他のお店でも目にしたことはありますが、キャベツがタワーのように盛られたド迫力のメガサラダにはびっくり。思わず店員さんに聞いてみたら「キャベツ一玉、丸ごと使ってますからね。この迫力をお客さんが写真に撮って投稿してくれれば、お店の販促につながりますから。もう採算度外視ですよ(笑)」とのこと。

販促目的だったはずのメガ盛り写真は、職場のアルバイターからも投稿されています。例えば「ウチのまかない、メガ盛りのさらにメガ盛りでハンパない!」とか。他にも「バイト先のカフェで初めて黒板のメニューを書かせてもらいました!」とか、「書店バイトでポップデビュー!」とか、インスタグラムには想像以上にバイト生活の投稿も見られます。これらの投稿は、実はアルバイトを通して『リア充』生活をアピールしたいという自己表現の発露なのです。
見栄えをベースとした『自己表現ツール』としての特徴こそが、インスタグラムをここまでのブームに導いた大きな要因のひとつです。アルバイトスタッフの自己アピール投稿は、その職場を魅力的にアピールする効果にもつながるでしょう。これは採用ブランド力に直結します。お店の女子大生スタッフの投稿に“アルバイト募集”というハッシュタグを付けてもらっただけで、同年代の女子大生が採用できたという例もあります。

発表!インスタ映えバイトランキング

そこで我々ツナグ働き方研究所は、学生を対象に<SNS映えしそうなバイト先>について調査を実施してみました。トップテンは下記のとおり。2大テーマパークをはじめ、カフェや雑貨屋というキラキラ感のある職場が、やはり上位に並んでいます。

1位 東京ディズニーリゾート
2位 スープストックトーキョー
3位 スターバックスコーヒー
4位 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
5位 コメダ珈琲店
6位 KALDI COFFEE FARM
7位 無印良品
8位 PRONTO
9位 DEAN&DELUCA
10位 富士そば

こういったブランド感のあるアルバイト先でなくても、自分の職場にインスタ映えアイテムがあれば、それを採用に活かさない手はありません。お店がカッコいい、制服がオシャレ、イケてるスタッフがいる…などのシュッとした特徴は、もちろんアドバンテージになります。しかし10位に富士そばがランクインしていることからも、メガ盛りやまかないもアピールポイントになることが実証されています。
この人手不足の中、藁にもすがりたい採用担当者の方は多いはず。時給を上げるだけじゃなく、ぜひぜひ自分の職場にあるインスタ映えを探してみてください。



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プロフィール

平賀充記(ひらがあつのり)

株式会社ツナグ・ソリューションズ取締役。ツナグ働き方研究所所長。リクルートフロムエー(現リクルートジョブズ)にて、FromA、タウンワーク、はたらいくなど、リクルートの主要求人メディア編集長を歴任。2014年からツナグ社の経営陣の一人として着任。「多様な働き方の専門家」として活動している。

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