
- Beyond the 2020 -対談総括レポート
目次[非表示]
- 1.プロフィール
- 2.過去の記事紹介
- 2.1.第1回 今後の採用手法は多様化。カギになるのは『マーケティング』
- 2.2.第2回 『人材育成×IT』教える負担を減らし、新人の即戦力化へ
- 2.3.第3回 『優秀な人材を離脱させない』動画が変える採用シーンとは
- 2.4.第4回 テクノロジーで質の向上を目指す『Web面接』の未来
- 2.5.第5回 利便性にとどどまらない、『手順書』が会社全体に与える価値とは
- 2.6.第6回 「人と企業のマッチング」採用の真髄を見極めるAI面接とは
- 3.ツナグ・ソリューションズが考える『Beyond the 2020』とは
- 3.1.はじめに
- 3.2.2020 to 2021 を考える
- 3.3.採用における2020 to 2021
- 3.4.最後に
新型コロナウイルスの感染拡大・多数の労働に関する法改正など採用市場はより複雑化、そしてより不透明な状況が続いています。ツナグ・ソリューションズでは「Beyond the 2020」と称し、対談やインタビュー等を通じて、採用活動成功の秘訣を探るべくHRテックを開発・運営されている企業様との対談を行っています。本記事では9月までに対談を終えた全6回の記事のご紹介と、対談を通じてツナグ・ソリューションズが考えるこれからの採用市場についてご紹介しています。
プロフィール
株式会社ツナグ・ソリューションズ
営業企画本部 本部長 玉井 生
玉井 生(たまい せい)
株式会社ツナグ・ソリューションズ 営業企画本部 本部長
2003年 ユメックス株式会社入社以来13年間、リテール営業、大手営業組織の立ち上げ、経営企画・営業企画責任者として人材領域の営業・事業推進に従事。個人・マネージャーとして複数回のMVP表彰。2016年7月に株式会社ツナグ・ソリューションズにjoin。トップコンサルタントとしてソリューションの提供とマーケティング・ソリューション開発・推進に従事。
過去の記事紹介
第1回 今後の採用手法は多様化。カギになるのは『マーケティング』
株式会社タレントクラウド 寺師 岳見 様
マーケティング志向のタレントプール管理ツール『TalentCloud(タレントクラウド)』
日常生活の中での出会いや興味・関心を生かした候補者との繋がりについてお話しを伺いました。採用手法が多様化する中、自社で活躍してくれそうな人材の情報をしっかりとプール(貯蓄)し、接点を持ち続けることが大切になります。採用においても、マーケティング思考で戦略的にアプローチする重要性を感じる対談となりました。
記事はこちら
第2回 『人材育成×IT』教える負担を減らし、新人の即戦力化へ
ピーシーフェーズ株式会社 鈴木 将直 様
動画教育&人材育成サービス『shouin(ショウイン)』
誰もが平等に活躍できる環境作りのためには、セルフトレーニングの機会強化が欠かせません。シフトのすれ違いによって失いがちな育成の機会を確保したり、教える側のOJT負担を軽減したりするために、ITを使った教育に注目が集まっています。人の出入りを前提とした受け入れ体制のケアにより、一人当たりのパフォーマンスの最大化を図る取り組みの重要性について語っていただきました。
記事はこちら
第3回 『優秀な人材を離脱させない』動画が変える採用シーンとは
株式会社シーズリンク 澤田 裕樹 様 / 真田 幹己 様
クラウド型採用PRツール『riclink(リクリンク)』
スマホの使用が中心となっている現代において、「動画」がより身近なものとなっています。採用市場においては、優秀な人材を取りこぼさないために、職種や能力、採用フェーズに合わせたコンテンツ配信が重要になっています。「リアル」と「デジタル」を使い分けたコンテンツ発信が、応募者側から見た企業の見極めや応募の動機づけに与える効果についてお話いただきました。
記事はこちら
第4回 テクノロジーで質の向上を目指す『Web面接』の未来
株式会社スタジアム 熊本 康孝 様 / 前澤 隆一郎 様
Web面接特化型システム『インタビューメーカ-』
コロナ禍において最も存在感を高めたHRテックの1つはWEB面接です。WEB面接の普及によりアイコンタクトやジェスチャーなどのコミュニケーションが排除され、面接担当者の面接力がより重要になっています。更にその中で、求職者と企業双方が『差別化』を工夫し始めている面接というシーンの変化についてお話いただきました。
記事はこちら
第5回 利便性にとどどまらない、『手順書』が会社全体に与える価値とは
株式会社スタディスト 庄司 啓太郎 様
マニュアル手順書ツール『Teachme Biz(ティーチミービズ)』
非接触型のワークスタイルが浸透しより必要不可欠となっている手順書。企業ごとの業務の知見やナレッジの蓄積を手順書に記すことは、会社全体の事業継続に大きなインパクトを与えることになりそうです。リモートワークを機に今後新たに手順書が発揮していく価値についてお伺いしました。
記事はこちら
第6回 「人と企業のマッチング」採用の真髄を見極めるAI面接とは
株式会社タレントアンドアセスメント 山崎 俊明 様
対話型AI面接サービス『SHaiN(シャイン)』
時間や場所を選ばずに同じ選考基準で面接を実施できることは、効率化という側面だけでなく、面接官の技術に左右されない企業と求職者のマッチングを実現することに繋がります。応募辞退の実態は、実は面接時における動機付けや共感性などのコミュニケーション不足が原因であることも。これからの時代に重要性が増すと考えられる人間とAIの役割分担の1つの形としての「AI面接」についてお話しいただきました。
記事はこちら
ツナグ・ソリューションズが考える『Beyond the 2020』とは
はじめに
2020年にこんな形で世界が一変すると予測できた人はほとんどいないのではないでしょうか?2019年より消費税増税によりやや陰りはあったものの、多くの方は2020年には国際的スポーツ大会が開催され大きな盛り上がりを予測されていた方がほとんどではないでしょうか。国際的スポーツ大会後の景気に不安を感じてらっしゃる方は多くいらっしゃったかと思います。
2020 to 2021 を考える
先行き不透明ではあるものの「未来を占うキーワード(採用においても)」があります。
・ コロナウイルス感染者数
・ コロナウイルスワクチン
・ 国際的スポーツ大会
この3つのキーワードが日本の景気・ひいては採用に大きく関係してくると考えています。独自調べではありますが、コロナウイルス感染者数が増加すると求人広告が減少するという反相関関係にあるからです。少し先にはなりますが、コロナウイルスワクチンの接種開始と国際的スポーツ大会の開催が「2021」の景気・採用環境に大きな影響を与えるのはいうまでもありません。
採用における2020 to 2021
少し話が広がりすぎてしまいましたので、採用に話を戻したいと思います。HRテック事業を営む色々な方との対談を通じて、「HRテックの拡がり」=「一般化」を強く感じました。少し遡ること20年前には新聞折込や書店で有料雑誌を手にすることが、求人情報を知る手段でしたが今では多くインターネットのメディアが占めております。またスマートフォンもここ数年で普及率が85%近くまで拡がりを見せています。HRテックも同様でカテゴリーなどによって普及率は変わりますが、間違いなく2020 to 2021は拡がりをさらに加速させていくでしょう。なぜならば、多くのテクノロジーは「非接触」を実現し、オンライン上でコミュニケーションを完了できる、コロナ禍にも対応したサービスが多いためです。
最後に
前述した通り、「間違いなくHRテックは加速度的に普及をします」。一方でHRテックを導入することが目的となってしまい、最大限活用が出来ていない企業が多く存在することも確かです。人事系担当者の方におかれましては、課題に合わせた・目的に合ったサービスを見極めていくチカラ・導入後の浸透や活用させるチカラということが今後は重要なスキルになっていくのではないでしょうか。ツナグ・ソリューションズは「課題解決のプロフェッショナル集団」としてお客さまのHRテックの選定・導入・活用・定着をご支援致します。