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- Beyond the 2020 -利便性にとどどまらない、『手順書』が会社全体に与える価値とは


目次[非表示]

  1. 1.プロフィール
  2. 2.「手順書は複雑」という固定概念をなくそうとした
  3. 3.「Teachme Biz」はプロセスごとにステップ化する『手順書』
  4. 4.「Teachme Biz」で解決できる課題は手順書の利便性だけではない
  5. 5.コロナ前後の手順書の必要性
  6. 6.これからTeachme Bizが発揮する価値
  7. 7.今後について

コロナウイルスの感染拡大・多数の労働に関する法改正など採用市場はより複雑化、そしてより不透明な状況である。ツナグ・ソリューションズでは「Beyond the 2020」と称し、対談やインタビュー等を通じて、採用活動成功の秘訣を探ります。

今回のゲストは、「過去に作成したあの手順書の保存先って…」「人材教育につかう資料作成に時間がかかっている」「文字だらけのマニュアル、本当に伝わっているのかな」そんなお悩みを解決する「Teachme Biz」を運営する、株式会社スタディスト庄司 啓太郎氏です。


プロフィール

株式会社スタディスト


取締役COO 庄司 啓太郎 氏


庄司 啓太郎(しょうじ けいたろう)

株式会社スタディスト 取締役COO

東京工業大学卒。国内シンクタンクにて、都市計画等の調査業務に従事。その後、株式会社インクスにて、設計支援システム導入や、製品開発プロセス改革や、業務分析のプロジェクトリーダーを歴任。同社マネージャー職を経て、2011年1月インクスを退社。同年2月に株式会社スタディストに参画。


株式会社ツナグ・ソリューションズ

営業企画本部 本部長  兼  市場開発室 室長 玉井 生


玉井 生(たまい せい)

株式会社​ツナグ・ソリューションズ 営業企画本部 本部長 兼 市場開発室 室長

2003年 ユメックス株式会社入社以来13年間、リテール営業、大手営業組織の立ち上げ、経営企画・営業企画責任者として人材領域の営業・事業推進に従事。

個人・マネージャーとして複数回のMVP表彰。2016年7月に株式会社ツナグ・ソリューションズにjoin。トップコンサルタントとしてソリューションの提供とマーケティング・ソリューション開発・推進に従事。



「手順書は複雑」という固定概念をなくそうとした


玉井:

早速ですが、「Teachme Biz」を作ろうと思ったきっかけを教えていただけますか?

庄司:

当社の創業は10年前なのですが、前職は業務改善コンサルティングを手掛ける企業に所属しておりました。製造業のお客様向けにプロセスやITシステムを定着させるために、『⼿順書』『マニュアル』というものを作成し納品していました。当時、手順書を作る立場で感じた苦労や煩わしさが原体験になり、同じような経験をしている方は世の中にたくさんいるのではないかと感じたのがきっかけです。その後、創業してから「Teachme Biz」をローンチするまでは4年程準備期間がありました。


玉井:

4年間の準備期間の中でご苦労されたことや開発のこだわりなどお伺いできますか?

庄司:

コンサルタントをしていた前職の同僚たちとの起業でしたのでプログラマーはいなかったんです。(笑)なので、独学で開発スキルを学んだり、一方ではコンサルタントをしながら原資を稼いだり、そういった苦労がありました。

また、コンサルタント時代に納品していたマニュアルは、体裁も内容も凝ったドキュメントを印刷して分厚いファイルにまとめていたものでした。なので、「Teachme Biz」を作ろうとしたときには、手順書は複雑なものでなければいけないという固定観念はなくし、プロダクトとしてシンプルにしたいという思いはすごくありましたね。

「何でもできます」と機能を盛りだくさんにすると、短期的にはお客様のニーズを捉えている気になりますが、⻑く多くの⽅に使ってもらうプロダクトとして見ると、煩雑さの原因にもなりえます。なので、なるべく機能をそぎ落としていくことを考えていきました。



「Teachme Biz」はプロセスごとにステップ化する『手順書』



玉井:

「Teachme Biz」は作業工程が分かりやすくまとめられる『手順書』だと認識しているのですが、広義な意味での『マニュアル』と「Teachme Biz」の大きな違いって何ですか?

庄司:

そうですね、⼀般的にマニュアルと言われてイメージするものは人それぞれです。文字だらけの規約文のようなものもあれば、動画マニュアルをイメージする人もいます。

我々が重視しているのは、『標準作業⼿順書(SOP)』として役立つことなんです。さらにビジュアルベースでわかりやすくすることも欠かせません。

『標準作業手順書』で大切なのは、それを使う人にとって作業の再現性があることです。再現性を持たせるためには、⼿順がステップごとに分割されて定義されている事が重要です。「Teachme Biz」はステップごとに動画や静止画を組み合わせて使うことでより分かりやすくなっています。また、忘れてはいけないのが、更新や改修が容易だということです。その再現性と更新性の両立が、標準作業手順書の生命線です。

世の中でマニュアルの意味合いはさまざまですが、例えば動画マニュアルは⾒た⽬はリッチでわかりやすそうですが、作成するのにすごく時間が掛かりますし、⼀度作成してしまうと修正が困難なので、結局更新されずに古いまま残りがちです。また、⽂字だらけのマニュアルも、作り⼿にとっては楽ですが読み⼿にとっては⼤変で、結局読まれずにいるのがよくある話です。


玉井:

たしかに『マニュアル』という言葉では広義すぎますが、「Teachme Biz」はビジネスプロセスごとにステップ化し、視覚的に表現するイメージに近いですかね。

庄司:

はい。どの企業も多くの人が様々な業務を行っていますが、紐解いてみれば⽇々のオペレーション一つ一つの積み重ねによって成り立っています。その⼿順を滞りなく流すためには、業務の全体像からの総論的なマニュアルだけでは不十分で、細かい業務や作業レベルを取り残さないことが重要です。


玉井:

全体からのブレークダウンだけでなく、積み上げ的で各論的であるということですね。

庄司:

そうですね、業務の現場では、その各論の手順を伝えるために現場の⽅がかなりの時間を費やしていますので、そこをなんとかしたいという発想です。



「Teachme Biz」で解決できる課題は手順書の利便性だけではない


玉井:

「Teachme Biz」で解決できる課題や効能について教えていただけますか?
世の中に「Teachme Biz」を出して、開発当初に考えていた事と、世の中に出して変わった事などあれば是非お聞かせいただきだいです。

庄司:

「Teachme Biz」のメリットは、手順書作成を簡単にすることだけではありません。手順書を作成されている方からすると、WordやPowerpointで作成するよりも簡単に手軽に作成できるという直接的な利便性に目が行きますが、手順書を作ることが最終目的ではありません。それをいかに使って、いかに効果を出すか、が本質です。

例えば、新人のトレーニングに活用し育成にかかる負荷を下げたり、アルバイトの心理的ストレスを下げることで離職を減らしたり、そういった用途や効果を様々な場面で感じていただけることが嬉しいです。

さらに、経営レイヤーの⽅にとっては「Teachme Biz」を通じて、採用や育成の課題を解決したり、企業としての生産性向上を実現したりということが重要です。標準作業手順書の整備は、ひとつの手段・手法ではありますが、それによって会社全体にまでインパクトを与えることが出来るというのを最近は特に感じていますね。


玉井:

各論の積み上げがちゃんとなされれば大きなインパクトに変わっていくんですね。




コロナ前後の手順書の必要性



玉井:

コロナ前後の市場の変化はどのように感じていますか?

庄司:

コロナ前は、「社内研修は直接顔を合わせて集合型で行うべし」と考えられていた企業様も多かったと思います。当社もそうでした。
しかし、感染防止の観点から⼈と⼈との接触に対して強く制限がかかったことで、リアルな研修ができなくなり「リモートでどのように人材育成を行うのか」との課題に直面した企業様が急激に増えました。紙のマニュアルが各店舗に置いてあるけど⾒に⾏く事ができない、オンライン会議システムを使って研修を試みたが埒が明かない等々。そんな中で、育成のベースとなるコンテンツとして、手順書の必要性を感じる企業様が増えていると感じます。


玉井:

いままではリアルで担保出来ていたところですが直接集まることが出来ないので、そういうときに御社のツールが際⽴つんですね。
コロナ前から使っているユーザーの使い⽅の変化とかってありますか︖

庄司:

そうですね。日々の業務指示等にも手順書は必要になりますので、リモートワークを機に社内での利⽤範囲を広げて頂いているケースもありますね。コロナの感染が広がったのは2月後半からですが、4月の年度の切り替わりをまたいでいるので新人研修や異動等で業務の手順を伝える機会は多かったと思います。




これからTeachme Bizが発揮する価値


玉井:

先程のお話で「簡単に作れる」というところだけでなく「会社を変えていく」というインパクトにつながってきているとありましたが、この先「Teachme Biz」が発揮する価値はどのようにスケールしてくと思いますか︖

庄司:

そうですね。これまで「Teachme Biz」は、チェーンストア等の多店舗型業態で使っていただくことが多かったのですが、このリモートワークの状況は「個々の自宅=拠点」というように超多拠点型の事業運営が求められているわけです。しかも、1拠点=1人で誰もそばにいないので気軽に聞けない。そういった、多拠点型の社会において貢献できる範囲が広がるのかなという感じですね。

これまでは「まずはオンラインでつながる」ことを各社が進めてきたと思いますが、今後は一つ一つの業務の進め⽅をもっと効率よく、同じ1時間でできる内容をもっと多くするために、繰り返し教えている社内研修などを使って効率化する余地はまだまだあると思っています。


玉井:

たしかにそうですね。これまでは製造業や小売業、サービス業はもちろんのことだと思いますが、今後はオフィスワーカー、ホワイトワーカーにもTeachme Bizのマーケットがあると⾒⽴てていらっしゃいますか︖

庄司:

そうですね。見かけ上の業種分類にとらわれすぎることなく、幅広くマーケットを考えています。また、短期的な効果だけでなく長期的なBCP(事業継続計画)の観点で業務の知見やナレッジがどこにも溜まっていないことを懸念される企業様も増えてきたと感じています。




今後について


玉井:

「教育や育成」という分野においては今後どう変わっていくと思いますか?

庄司:

そうですね、AIやRPAというテクノロジーで⾃動化していくというトレンドは今後も強くなっていくと思いますが、デジタルと人の境界線は変わりつつも、人がやらなければいけない仕事は⼀定量残っていきます。では、その人がやるべき業務をどう効率的に安定的にオペレーションするかというテーマも残り続けていくと思っています。

また、今後はジョブ型の雇用や働き方も注目されていくと思います。その際には、ジョブ自体を定義し、そのジョブのプロセスを定義し、とプロセス思考になってくると思います。


玉井:

ジョブ型になればなるほど、定義が必要になってくるのでプロセスも含めて明確にしていくことが必要になってきますよね。

庄司:

急激に切り替わることはないかもしれませんが、非接触型のワークスタイルになるにつれ、ますます⼿順を定義するということが必要になってくると思いますね。


玉井:

本当にそうですよね。「Teachme Biz」でこんなことを実現したいということはありますか?

庄司:

今後も展望はありますが、直近では⼈材育成のシーンでしっかりと効果が出せるように機能向上を図っていきます。簡単に⼿順書が作れるというのはあくまでもベース部分であり、⼈材育成にしっかりと貢献できることが重要と考えています。

これまでは、企業の中で⼈事部⾨と実務部門が別々に教育カリキュラムを準備しているような場面も少なくないですが、『標準作業⼿順書』をコアにして実務の手順書として使われたり、教育のコンテンツとしても使われたり、という両サイドをカバーできるようにしていきたいです。





さいごに

世の中のサービスの多様化とともに、働く人の業務も複雑化しています。
また、デジタル化は進んだとしても、人がやるべき仕事は残り、『ジョブ型』・『非接触』など働き方という観点においても、重要性は高まっていくでしょう。
だからこそ、手順書の価値は単なる業務工程の伝達にとどまらず、事業を継続するという経営の根幹に影響を与えるといえそうです。

ツナグ・ソリューションズでは、お客様の採用活動に関するお悩みや課題にあわせて、最適なサービスを提供しています。お気軽にご相談ください!



株式会社スタディスト

  Teachme Biz | 手順のビジュアル化で生産性を向上! Teachme Bizは、作成時間を1/5、運用負荷を1/2にするクラウド型マニュアル作成ツールです。画像・動画メインの見やすいマニュアルを、PC・スマホでサッと作成・共有。手順や方法に関するコミュニケーションロスを減らし、チームの生産性を引き上げられます。 「Teachme Biz」



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